サルけ/マワれ書店

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さらに経験を盗め

keiken.jpg


これは対談形式の本なのですが、「ハゲの迷宮」という章があります。
ハゲさんの受難の理由は何なのか?ということについて、糸井重里・清水ちなみ・呉智英というお三方が語り合われています。

それによれば、女性というのは男性のハゲをとても気にしているそうです。たとえばお見合いの相手でハゲが来るのは“ナシ”だとか。

私は人のハゲを気にしない性質のようで、ハゲさんを笑ったことはないと思います。
(よほど腹が立った場合はもしかすると「あのクソハゲ」とか言ったかもしれません。)
言われてみれば確かに、女性って男性のハゲについて陰口叩いたりするなぁと思います。自分が気にしないタイプなので、「そんなに言うほどのことか?」と違和感を持っていたのです。
カツラを笑うことも人よりは少ないと思います。

ハゲさんの受難の一つに、「ハゲ=スケベ」という言いがかりがあります。
自分の知っているハゲさんを頭の中に並べてみると、スケベそうな人もいれば全くそう見えない人もいます。
しかし、抽象的にハゲさんを思い浮かべるとスケベそうな人が脳内に描かれます。確実にセクハラオヤジです。しかも酔っ払い。顔が赤い。バーコード。
想像でそういう人物が描かれるということは、やはり私の中にも「ハゲ=スケベ」のイメージがあるのでしょう。

ハゲから少し逸れますが、スキンヘッドの人は精力が強そうに見えます。
そしてこれまた偏見であるかもしれないのが、スキンヘッドの人は怖く見えてしまうという心理。
また私の場合、スキンヘッドの白人さんはゲイにも見えてしまいます。

本日の名言(下記)に取り上げた部分は、「スキンヘッド=エロス」「スキンヘッド=威嚇」の理由にあたるかもしれず、興味深いです。

呉 「篠原勝之さん―クマさんが言ってるけど、坊主頭は全身男根に見えるっていう説もありますね」

糸井「クマさんのあの頭は、ハゲ隠しの意味もあるのかもしれないけど、なんか狙ってるよね。あのツルツルは『俺はチンポだ』という表現が半分入ってる。もう半分は、格闘家が最近、頭を剃ってますね。あれは毛って本来、頭を守るものだけど、その守るものがない超スッピンでも俺は平気だという見栄で、クマさんの場合もそれじゃないか。」

呉 「ああ、一種の威嚇ね。俺は鎧を身につけてない、でもおまえには勝てると。」

※カギ括弧は私が意図的につけたものです。
著者糸井重里
初版発行2005.7.25
発行中央公論新社
定価レンタル
入手場所佐世保市立図書館
  1. 2007/09/12(水) 01:03:58|
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WORLD ATLAS

worldatlas.jpg


「自分」が「商品」って考え方って、今では普通ですよね。
自分をどうアピールして売り込むかっていうことを、脅迫に近い勢いで世の中から求められている気分で毎日生きています。

まして自分は女なので、更に「性」の部分を商品として見てるんですよね。
昔はいわゆる「女の部分を使う」というのを全く受け入れられなかったのですが、今は使った方が生き易いということを知っています。
女の部分を使うといっても、胸を見せるとか肌を露出するとかいうことを露骨にやるわけではなく、女の子として扱って貰えるように言動するということです。

なぜその姿勢を受け入れられたかというと、ヒットした『小悪魔な女になる方法』(蝶々/2004年6月7日初版/大和出版)を読んでからなんですね。
あの本は、今までズルイと看做されてきた女の言動をキレイなもので包んでくれてる凄まじい本ですね。
あの本を読んだ瞬間というのは、罪とされてきたものが罪でなくなった瞬間なんですね。

『WORLD ATLAS』という今日取り上げている本ですが、初版は1990年です。
そして現在が2007年。
「小悪魔な女になる方法」の著者の方は「自分を商品としてみろ」なんて明言してはいないんですよ。
でも、確実に世の女性の「商品としての自覚」は進んだと思いますね。

『WORLD ATLAS』について少々触れておきたいのですが、これは辞書みたいな形式の本なのです。ある単語について、いとうせいこうさんがエッセイを書いている。「辞書であり世界地図(world atlas)」なのだそうです。
そしてわたし、久しぶりに文体を真似たいと思える人に出会いました。古い本なのに今読んでも面白いなんて。

Gal(英語 名 口語〔戯言的に〕女の子)

 沢田研二によって世に広まった当初は、“男から商品として見られたい女の子”を指し、女性解放運動者から非難されもしたが、時を経るうちに当の女性のパワーによって“商品の自覚を持った女の子”を指す単語になってしまった。
 商品としての自覚を持った女性といえば、売春婦かモデルしかいなかったわけだから、今の女の子たちが皆一様にセクシーさを前面に押し出し、ちょっとカメラを向けるとすかさずポーズを取るような自意識を持っているのは当然のことといえよう。
著者いとうせいこう
初版発行1990.9.28
発行太田出版
定価レンタル
入手場所佐世保市立図書館
  1. 2007/09/09(日) 22:55:27|
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